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クラウド型PLCを使った遠隔でのロボット制御とデジタルツイン

新エフエイコムはこのほど、東芝と共同でクラウド型PLCを使ったロボット制御とデジタルツインを実証しました。

東芝が開発したクラウド型PLCが、新エフエイコムによるクラウド上の製造実行システム(MES)の設定した作業計画に従って、栃木県小山市のスマラボ小山にある「3Dバラ積みピッキングロボットシステム」にコマンドを送信。ロボットはバラ積みされている部品をピッキングし、稼働状況はMESにリアルタイムで表示されました。

さらに、クラウド型PLCの入出力データをロボットとコンベヤの機械シミュレータに連携させるデジタルツインの実証も進めました。

多品種少量生産のニーズが高まる一方なのに対し、多品種少量生産に必要な熟練の多能工は、深刻な人手不足で慢性的に足りていません。今回の実証は、ロボットなどの生産設備をリアルタイムにクラウドからリモート操作することで生産の自動化を実現できる可能性を示しており、クラウド上のMESなどのアプリケーションと現場の生産設備をクラウド型PLCで連携させることで、多能工に依存せずに生産性を高めることができると明らかにしました。

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https://www.global.toshiba/jp/products-solutions/smart-manufacturing/controller/applications/case001.html